子どもに金融教育は必要?と考えたときに思うこと
「子どもの金融教育」という言葉を聞くと、
何か特別なことをしなければいけないように感じるかもしれません。
ですが、我が家では
あえて「金融教育をしている」という意識はあまり持っていません。
お金や投資の話が、
夫婦の会話や日常生活の中に自然に存在している、
ただそれだけです。
我が家の状況|幼稚園と小学生の子ども2人
我が家には、幼稚園と小学校に通う子どもが2人います。
夫婦で日常的にお金や投資の話をしているので、
子どもたちは幼稚園の頃から、自然とその会話を耳にしてきました。
FXは推奨しませんが、YouTuberのリアルタイム配信で為替チャート(ドル円)が家のテレビに映っていることも多々あります。
- 「なんでドルが上がってるの?」
- 「円が安いってどういうこと?」
そんな質問が出てきたら、
難しい説明はせず、分かる範囲で話すようにしています。
買い物は「値段を見る練習の場」
スーパーやネットショッピングでの買い物は、
我が家にとって立派な金融教育の場です。
- 類似商品の価格を比較する
- 店舗とWEBの価格を見比べる
- 今すぐ必要でなければ一度我慢する
- 次に来たとき、まだ欲しければ買う
特別なことではなく、
大人が普通にやっている行動を、そのまま見せていますし、子供の欲しいものを買うときにも同じ行動をします。
最近では、
「これは高いね」
「ちょっと勿体ないかも」
「あっち(別の欲しいもの)を買う方がいいかも
と、子どもの口から出るようになりました。
正直、少しやりすぎかな… と感じることもあります。
でも、「値段を見る」「考えて選ぶ」という感覚が
身についている証拠だとも思っています。
投資の話は、ぼかしながら見せる
今は制度が終了したジュニアNISAですが、
我が家では子供達の口座を作り、一定の金額を投資して、そのまま放置しています。
親の投資についても、
- 金額は具体的に言わない(外で喋ると嫌なので)
- 日々増えたり、減ったりしているのをニュースとセットで語る
- 投資している事実は隠さない
というスタンスです。
「投資信託っていうものがあってね」
「長い時間をかけて増えていく考え方だよ」
といった会話は、日常の中で普通に出てきます。
複利の計算ができるわけではありませんが、
投資が特別なものではないという感覚は
自然と伝わっている気がします。
本とゲームは、最高の教材
小学生の子どもは、
- 漫画 お金の大冒険(両 リベ大学長)
- パックンの森のお金塾 こども投資
を気に入って、何度も読み返しています。
「勉強しなさい」と言わなくても、
面白ければ勝手に読む。
これは大人も同じですね。
下の子はまだ読書が難しいことと偶然遊んだ ボードゲームが金融教育に非常に生きていると感じています。
具体的には、以下の2つです。
- 街コロ
- モノポリー
お金を使って、お金を増やす。
その結果、運要素もあれば失敗もある。
体験として学べるのが、ゲームの良いところです。
ただし、モノポリーはプレイ時間が長すぎて、
付き合う大人の体力が削られます…。
お金を「使う」「稼ぐ」を実体験で
さらに、我が家では、
- スーパーで「300円まで」「500円まで」と決めておやつを選ばせる
- 親のマッサージを仕事にしてお小遣いを稼ぐ
といったこともしています。
例えば、
最低賃金が時給1,000円くらいだとしたら
1時間は大変だから30分で500円くらいかな?
と、子どもと相談しながら決めます。
労力と報酬の関係を、
数字と体感の両方で学べるのは大きいと感じています。
お菓子は勝手に出てくるわけじゃなく、どのくらい大変な労働をしたら、どのくらいの量のお菓子が買えるのかがセットでわかるのはいいですよね。
もう少し成長したら、投資の利回りの話を理解できれば、どのくらいの利回りなら常識の範囲内であり得て、それ以上は詐欺を疑うといった力にもつながると思っています。
「やりすぎない」ことも意識している
一方で、
お金の話ばかりになりすぎないようには気をつけています。
- 何でも損得で考えない
- 楽しいかどうかも大事にする
- 無理に理解させようとしない
金融教育は、
正解を教えることではなく、考える土台を作ること
だと思っています。
まとめ|金融教育は「特別なこと」をしなくていい
我が家の子どもの金融教育は、とても地味です。
- 夫婦の会話を隠さない
- 買い物の過程を見せる
- 本やゲームで楽しく触れる
- 小さなお金で実体験させる
それだけです。
将来、投資をするかどうかは、
最終的には子ども自身が決めること。
ただ、
お金について考えることを
当たり前にできる大人になってくれたらいい
そう思いながら、
これからも日常の中で向き合っていこうと思います。