インターナショナルスクールのプリスクールに通わせたあと、小学校からは日本語の公立(または私立)に進む家庭は少なくありません。
一方で、そのタイミングで必ず話題になるのが
「せっかく身についた英語力をどう維持するか」 という問題です。
我が家も、まさにその壁にぶつかった一例です。
プリスクール卒業時点の英語力
プリスクール卒業時点で、
英語力としては英検3級に合格できる程度でした。
とはいえ、英語は「勉強」というよりも生活の一部。
- 日常はほぼ英語環境
- 週末にサイトワードのワーク
- 英語で絵日記を書く宿題
といったことはありましたが、
本人にとっては「お勉強をしている感覚」はほとんどなかったと思います。
小学校は公立へ。その理由
我が家は、小学校は公立を選択しました。
理由はいくつかあります。
- 親自身が公立育ちで、私立への強いこだわりがなかった
- 共働きで、私立の送迎が現実的でなかった
- 小学校で学ぶ内容自体に大きな差は出にくいと考えた
- 中学受験をするなら、結局は塾が中心になる
- インターナショナルスクールは制度上「不登校扱い」になるなど、日本の制度との歪みがある
また、プリスクール出身かどうかで英語力に圧倒的な差があるため、
同じレベルの英語環境を維持しようとすると、本格的なインター以外は現実的ではありません。
英語力を維持できた理由:「細く・長く」
幸いだったのは、通っていたプリスクールが
卒業生向けに夕方や土曜日のクラスを提供してくれていたことです。
- 土曜日に友達と会える
- 英語を使うのが自然
- 無理にレベルアップを目指さない
我が家では
**「嫌いにならないことを最優先」**に、
細く・長く続けることをテーマにしていました。
英検をどんどん上の級へ、という方向に振っていたら、
もしかすると嫌がっていたかもしれません。
小学生後半から直面した次の壁
学年が上がるにつれて、周囲の環境が変わってきます。
- 受験対策にシフトする家庭が増える
- 人数が減ってクラスが開講できなくなる
- 英語教室が続けにくくなる
そこでオンライン英会話をいくつか試しましたが、
ここでも難しさがありました。
- 子ども向けだと英語レベルが物足りない
- レベルが高いと、内容が大人向けで抽象的すぎる
- 英語力は高くても、小学生が議論できるわけではない
現在の落とし所:Kids Duo Advanced
最終的に落ち着いたのが
Kids Duo Advanced です。
- 週2回、平日夜にZoomで受講
- 同年代の子ども向け
- レベルが体系的に整理されている
- 階段を登るようにステップアップできる
また、PCを使う前提のため、
- 自分で操作する力
- ICTリテラシー
といった副次的な成長も感じています。
「一度身についた英語力は消えない」のか?
語学の分野では、
5-7年程度継続して学習した言語能力は、
使わなくなっても完全にゼロには戻りにくい
と言われることが多いです(いわゆる臨界期・言語保持の話)。
もちろんアウトプット量は落ちますが、
- 英語への抵抗感がない
- 再開したときの立ち上がりが早い
という状態を作れるだけでも、大きな価値があります。
我が家の目標は、
「英語はずっとやってきたもの」
「特別なものではない」
という感覚を残すことです。
お金と時間の現実
正直なところ、
子ども向け英会話は高いです。
- 月数万円は珍しくない
- 塾と同じくらいの負担感
時間的にも、
- 週2回が限界
- 他の習い事
- これから始まる塾通い
最近の子どもは、本当に忙しいと感じます。
まとめ:英語を「武器」にしなくていい
プリスクール後の英語教育で大事なのは、
- ネイティブ並みを目指すことでも
- 英検の級を積み上げることでもなく
英語を嫌いにしないことだと思っています。
完璧な環境は維持できません。
でも、
- 無理をしない
- 比べすぎない
- 細く、長く続ける
これだけでも、
将来につながる「英語との良い関係」は十分に残せる。
そんな実感を、我が家は持っています。