結論:我が家としては、食器洗い乾燥機は、60cm幅の引き出し型がベスト
以前、ドラム式洗濯乾燥機の記事を書きましたが、家づくりをする中で、徹底して家事導線や家事負担を減らす方向で考えた結果、海外の大型の食器洗い乾燥機(我が家はMiele社製)を導入することとなりました。
その他にも
- ガゲナウ社(現地ではこちらの方がブランド価値高いみたいな記事もあり、惹かれましたが。。)
- ボッシュ社
- AEG社
など、多くの海外メーカーがありますが、
- 国内でのサポート体制が整っている
- 10-20年、修理をしながら使えるようなECO設計に賛同した
- ドイツという国のものづくりは、個人的に信頼している
などの理由でMiele(ミーレ)社製のものを選択しました。
ご家庭によって違うかもしれませんが、我が家は食洗機自体の満足度は、時短家電の中でも1位クラスに大活躍してくれています。一方で導入までにはは、キッチン側の仕様・規格・メーカー都合で コストと手間が跳ねる経験もしました。(メーカーによっては、入るけれど、見た目の“収まり”が悪くなって不格好になるケースもある)
この記事では、ミーレの魅力をお伝えしつつ、
同時に 「なぜ日本のキッチンはこの規格をデフォルトにしないのか?」 という不満も含めて、
導入前に知っておきたいことをまとめます。
1. 大型食洗機で生活がどう変わったか
まず良い話から。
家族4人なら「ほとんど食器洗いが消える」
この容量があると、家族4人でも
- 朝食〜昼〜夕食の食器
- ちょっとした調理器具
- 食洗器対応であれば、水筒
まで、何も考えずに入れていきつつ、大きな鍋やフライパンなどだけ手洗いすれば、大体1日分すべて入ることが多いです。
“食器洗い”という家事が、ほぼ消える。
ここが、卓上やスリム食洗機と体感差が出るポイントです。
時間が生まれる(そして地味に健康に効く)
また、我が家が嬉しかったのは時間だけではなくて、
- 冬の水作業による手足の冷えが消える
- 手荒れやあかぎれなどの皮膚トラブルがなくなる
- 夜の「皿洗い義務感」がなくなる
→ 夫婦の心理的負担が軽くなる
みたいな、身体とメンタルへの効果も大きいことです。
洗濯乾燥機や調理家電が注目されがちですが、
個人的には 食洗機を時短家電の“1位”にしてもいいと思っています。
夜寝る前に洗剤とスイッチを入れておけば朝には概ね乾いているので、寝起きすぐにコーヒーを入れながら、残った水滴をふき取って食器棚に直す、というのが夫の日課です。
2. なのに導入が高い:日本のキッチン側に“くだらない罠”が多い
ここから不満パートです。
標準仕様だと入らない → 最上位モデルを選ばされる
海外製だからというわけではないですが、60cm幅の大型の食洗器をを入れようとすると、キッチンメーカーはほぼ全メーカーで、
- 標準グレードでは非対応
- 対応するのは最上位ラインだけ
- その結果、キッチン全体の見積が跳ね上がる
ということが起きます。
食洗機はただの家電なのに、
キッチン全体を“上位モデルに格上げ”させられるのは納得しづらい。
さらに、最上位にしても「収まりが悪い」ことがある
厄介なのはここで、上位モデルで60cm幅の食洗器を導入できますよ!と言われても、確かに設置はできるのだが、
- 水栓の位置がキッチンの外側に来る(我が家はこれ)
- 前板や面材のラインが崩れる
など、**設置できても“美しくない”**ことが起きうる。
よく確認しておかないと、後から気づくと地味にダメージが大きいです。
3. なぜ日本はこの規格に寄せないのか?(持論)
我が家の感覚では、日本の住宅の大きさやキッチン・食洗器のメーカーの寡占状態の横並びを好む慣習などがあいまって、
- 施工性
- 在庫管理
- ラインナップの都合
- “標準装備”としての国内食洗機前提
あたりを理由に、60cm幅の大型食洗機が「例外扱い」になっているように見えます。
個人的には、キッチン下の収納を減らしたとしても、思ったより食器が入らなくて、使いにくくてたまにしか動かない現行の食洗器より、60cm幅の食洗器で本当に時間効率を上げてくれて、毎日使いたいものにした方が良いと思っています。
実際、食洗器自体は国産のものより数十万円高いかもしれませんが、長い目で見ればそんなに大差ないですし、10年保証とかついていたりするくらい壊れにくいものです。
むしろ、導入を阻害するのはキッチン側が最上位モデルで100万円以上たかくなる方。これは家造りした中で明確に不満に思っている点です。
子育て家庭にとって重要なのは「豪華さ」より
- 家事負担の削減
- 時間の創出
- 家族の余裕
です。
だから本音としては、
国産キッチンメーカーは、くだらない仕組みをやめて
大型食洗機をデフォルトに寄せてほしい。
(少なくとも選べるようにしてほしい)
4. 食洗機本体の使い心地をくわしく
これは色々な人が情報出していると思いますが、我が家の感想もレビューしておきます。
- 洗い上がりに不満なし(非常に頑固な汚れは取れきれずに手洗いすることもありますが、月に1-2枚あるか、ないかくらいです。)
- 乾燥は電力消費を減らすために温風などは使っていないので、完全乾燥は目指していません。ただ、陶器系はしっかり乾いて、プラスチック系は水滴が残る、というイメージです。
- 容量はすでに書いた通り、家族4人分であれば、1日分入るかなと思います。(ただ、平皿の方が入りやすいので、我が家は茶碗をやめて、平皿でご飯食べてたりする成果もしれません。)
- 地味に洗うのが面倒くさい水筒なども、食洗器対応で買っておけば、毎日ストレスなく洗える
- 洗浄中の音は結構うるさい方かなと思いますので、もしキッチンの近くに寝室がある!みたいな方は動かす時間を検討した方が良いかもしれません。
- 専用の洗剤が高い!と思う方もいると思いますが、我が家はタブレット型の他社メーカーの安いものを使っていたりします。
- 定期メンテナンスの庫内洗浄剤は確かに少し高いですが、庫内が汚くなってきたな。。と思ったタイミングでやるので、指定の期間よりかなり空いてしまってますが、特に問題は起こったりしません。(ただ、使用した後、庫内をキッチンペーパーなどで拭き上げると本当にきれいになります)
キッチンのせいで高い買い物にはなりましたが、毎日使う×10年以上だと、生活への寄与はかなり大きいので、もっともっと普及すべきだと思います。
5. 導入前チェックリスト:
最後に、買う前にここだけは確認してほしいという情報をチェックリスト形式でまとめてみました。
A. 寸法と収まり
- 機種の幅(45/60)と必要開口寸法
- 扉開閉時の干渉(食洗器の扉を開いたときに後ろの通路が狭いと開けられないので注意!)
- 巾木・蹴込みの処理(見た目が崩れないか)
- 前板(面材)の割り付け(ラインが揃うか)
B. キッチン側の制約
- 希望のキッチングレードで対応できるか
- 引き出し・収納量が減る(どこが犠牲になるか)
- 施工業者が慣れているか(経験の有無、我が家は食洗器の設置はMieleさんに来てもらいました)
C. 設備(地味に重要)
- 給排水位置(後で追加工が必要にならないか)
- 電源(専用回路が必要か、位置は合うか)
- 給湯温度・配管(推奨条件に合うか)
D. 保守と将来
- 10年後に同じサイズ規格で買い替えできるか
- 修理窓口・部品供給・出張費の目安
これから家を建てる人やキッチンをリフォームする人などでないと導入しにくいものなので、どこまでニーズがあるかわかりませんが、時短家電としては本当におすすめです。
ぜひ、導入迷っている人は参考にしてみてください。